ドコモの5Gギガライトは、契約してはいけない。その理由と5Gギガライトの概要解説。

ドコモの5G料金プランである5Gギガライトについて発表されました。
5Gギガライトは、5Gギガホと違いデータ量に制限があります。（正確には、5Gギガホは、キャンペーン中のため使い放題）
5Gギガライトと5Gの携帯電話があれば5G通信が可能ととなりますが、5Gギガライトは契約してはいけません。
それでは5Gギガライトを契約してはいけない理由と5Gギガライトの概要について解説していきます。

なぜ5Gギガライトを契約してはいけないのか？

最初に結論を書いてしまいますが、5Gギガライトを契約してはいけない理由は以下です。

• 5G携帯電話で大容量のデータ通信を行うとすぐに上限に達してしまうため

なぜすぐに上限に達してしまうのかといいますと通信速度の割に使えるデータ量が少ないためです。
実際に5Gギガライトのデータ通信量の上限と5Gの携帯電話の通信速度は以下です。

• 5Gギガライトは、7GBが上限
• 5Gの携帯電話は、通信速度が受信最大3.4Gbps

実際に最大の通信速度が出ることはありませんが、ネットで調べてみると1Gbpsは出る模様です。

8Gbit = 1Gbyte

として計算をしてみると

56Gbit = 7GByte

1bps = 1bit/sなので5Gの携帯電話の通信速度を1Gbpsとすると

56Gbit / 1s  = 56秒

大容量のデータをダウンロードすると56秒で7GBを使い切ってしまいます。

もちろんそんなに大容量のデータをダウンロードすることはないという方もいらっしゃるかと思いますが、大容量のデータ量をダウンロードしないならばそもそも5Gの携帯電話を購入する必要はありません。

よって5Gの携帯電話を購入するならば、5Gギガホを契約しましょう！

なお5Gギガホについては、以下の記事で詳細記載しておりますので、ご参照ください。

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5Gギガライトは契約する必要ないなとみなさん思ったかもしれませんが、5Gギガライトについて解説は、したいなと思いますので、興味のある方は次項以降ご参照ください。

5Gギガライトを契約する意味がない理由がさらに理解できると思います。

5Gギガライトとは？

ドコモの5G専用プランで、データ量に応じで金額が上がっていく従量制のプランです。

LTEのギガライトとほぼ同じプランとなります。
またギガライトと同様で、音声+SPモード+パケットパックがすべて合体したプランとなっております。

契約の条件は、以下のいずれかを満たす必要があります。

1. 5Gの携帯電話を購入する。
2. 5G対応機種の利用をドコモが確認する。

よってLTE携帯からは、こちらのプランには申込みができません。

5Gギガライトの割引前の基本的な料金とプラン内容をまとめました。
金額は、税抜です。

割引なしの場合は、¥3,150〜¥6,150の間の金額となります。

最大で利用可能なデータ量は、7GBとなります。

7GB以上を同じ通信速度で使いたい場合は、1GBあたり¥1,000（税抜）で購入できますが、明らかに割高です。

5Gギガライトの各種割引について

5Gギガライトは、LTEのギガライトと同様に各種割引を使うことができます。
利用可能な割引は、以下です。

1. dカードお支払い割
2. みんなドコモ割
3. ドコモ光セット割

それぞれの割引額適用後の金額について解説していきます。

dカードお支払い割で5Gギガライトを契約した場合

dカードお支払い割で5Gギガライトを契約した場合の料金は以下となります。

条件は以下いずれかを満たせば、「5Gギガライト」の月額料金が170円（税抜）割引となります。

• 利用月の末日時点で携帯電話利用料金の支払方法をdカード／dカード GOLD（家族カード含む）に設定する。

料金のレンジは、¥2,980〜¥5,980になります。

dカードを契約し、携帯電話料金の支払いに設定しましょう。

dカードお支払い割については、以下の記事ご参照ください。

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みんなドコモ割適用で5Gギガライトを契約した場合

みんなドコモ割とは、同一「ファミリー割引」グループ内の対象音声回線数に応じて、月額料金を割引するサービスです。

なおここでいう音声回線数とは、ドコモの携帯電話でギガホやギガライトでなくても良いです。

もちろんシェアパックで契約をしている音声回線も含みます。

以下回線数と割引額を記載します。（税抜）

割引額は、音声回線数によって異なります。

500円〜1,000円です。

料金は、最も安いもので2,150円です。

最も高いもので6,150円です。

なおこちらは申込み不要で自動適用となります。

さらに詳細を確認したい方は、以下の記事ご参照ください。

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ドコモ光セット割適用で5Gギガライトを契約した場合

同一「ファミリー割引」グループ内で「ドコモ光」を契約している回線がある場合に適用となります。

以下が割引額となります。（税抜）

各種割引適用後の5Gギガライトの利用料金について

ここまで3つの割引サービスをご紹介しましたが、結局いくらになるのかというのをまとめます。

表の見方ですが、基本料金と各種割引サービスの金額をすべて記載しております。
すべての割引サービスを受けると一番下の合計金額と同じ料金が携帯電話の支払い料金となります。

みんなドコモ割については、回線数に応じて割引額がことなるため、回線あたりの差分である500円を割引額と記載しております。

• 1回線の場合は、0円割引
• 2回線の場合は、500円割引
• 3回線以上の場合は、さらに500円割引

というように見ていただければと思います。

最も安いもので1,980円となります。

5GギガライトとLTEギガライトを比較

それではLTEのギガライト（従来のギガライト）とどういった差分があるのか比較していきます。
観点は以下です。

• サービス内容
• 料金

なおLTEのギガホの詳細については、以下の記事ご参照ください。

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5GギガホとLTEギガホのサービス内容を比較

LTEギガライトと5Gギガライトのサービス内容を比較しました。

やはり最も大きな差分は、5G通信ができる点でしょう。

5G通信ができると通信速度が早くなり、大きなデータもすぐにダウンロードできます。

しかしながら5Gギガライトでは、5G通信の最大の魅力である大容量データのダウンロードをしてしまうとすぐに7GB制限に引っかかってしいます。

正直なところ5G通信ができるというところ以外は、全て同じです。

やはり5Gの携帯電話を購入してまで、選ぶプランではないでしょう。

5GギガライトとLTEギガライトの料金を比較

LTEギガライトと5Gギガライトの料金を比較しました。

実は5Gギガライトと4Gギガライトは、料金体系は全く同じです。

5Gギガライトがおすすめな人、そうでない人

プランの内容とプランの料金を比較した結果、以下の方ならば5Gギガライトがおすすめでしょう。

• データ通信はあまり使わない
• 5Gの携帯電話は使ってみたい

おすすめと言っておきながら個人的には、5Gの携帯電話を使いたいが、データ通信はあまり使わないというのは理解できないです。

やはり5Gの携帯電話を持つならば5Gギガホ一択かと思います。

5Gギガホについては、以下の記事にまとめておりますので、ご参照ください。

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5Gギガライトの注意点

5Gギガライトを契約する上で以下の点注意が必要です。

• 5Gギガライトは、データ通信量が7GBしかないため、すぐに上限にいってしまう可能性がある。
• 5Gギガライトを契約するには、5G対応の携帯電話を購入もしくは用意する必要がある。

これらを総合的に判断して5Gギガライトを契約をするかどうか選んでいただけると幸いです。

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まとめ

ドコモの5Gギガライトを契約してはいけない理由を解説しました。

契約をしては行けない理由配下です。

• 5G携帯電話で大容量のデータ通信を行うとすぐに上限に達してしまい、5Gの本来の使い方を発揮できないため

またドコモの5Gの料金プラン5Gギガライトについて解説しました。

5Gギガライトの特徴は以下です。

• 5G通信が使える（ただし5Gの携帯電話は必要）
• データ通信は7GBまでで、5Gは通信速度が早いためすぐに上限に達する可能性がある
• 全ての割引を適用すると月額¥1,980（税抜）
• LTEのギガホと料金面での差分なし

個人的な意見となりますが、くれぐれも5Gギガライトではなく、5Gギガホを契約いただいたほうがよいかと思います。
本記事をお読みいただき、みなさまのご参考になれば幸いです。