我が家では、無線LANルータのTP-LINK Archer C9を使っています。
購入の理由は、電波が良く飛ぶことと速度が早い点です。
しかしながら2017年3月頃に購入したのですが、使っているとルータ本体がフリーズをしてインターネットに接続できなくなることがよくありました。
フリーズするたびに再起動が必要なため、とても面倒でした。
今回は、同じよう事象に陥っている方に朗報です。
設定変更をすることで回復することがわかりましたので、ご紹介したいと思います。
TP-LINK Archer C9とは?
TP-LINK社製のデュアルバンド ギガビット 無線LANルーターです。
特徴は以下です。
- 世代Wi-Fi規格の802.11acに対応
- 2.4GHz 600Mbps 及び5GHz 1300Mbps同時接続で 1.9Gbps のトータル帯域幅を実現
- 3本のデュアルバンドアンテナで接続の安定性と転送範囲を大きく向上
- ビームフォーミング技術により効率的な無線接続を構築
- 1GHzのデュアルコアプロセッサにより複数の無線接続と有線接続を同時処理してもデータ転送に中断の心配なし
- USB 3.0+ USB 2.0のデュアルUSBポートを通じてプリンターやローカルファイルのネットワーク共有を簡単に実現
- FTPサーバーを簡単に構築して世界中どこからでもファイルへアクセス
出典:Archer C9 | AC1900 デュアルバンド ギガビット 無線LANルーター | TP-Link Japan
というところで、どちらかといえば高性能な部類のルータになります。
なお個人的な使用感としては、以下です。
- 電波がよく飛ぶ
- 速度が早い
- USBポートがついていてNASにできて便利
もう少し詳細が知りたい方は、以下のリンクを見ていただければと思います。
具体的な事象の内容
具体的なネットがつながらない、切れる事象は以下のような状態でした。
- SSID(Wi-Fiの電波)は見えるがインターネットに接続できない
- 本体に異常なランプ等は見られない
- ルータ本体にログインができない
- 再起動をしたら正常な状態に戻る
- 事象発生時にPCやiPhoneでWiFiをOFF/ONをするとつながらなくなる
以上のような事象が多い時で1日1回程度発生していました。
個人的な感覚としては、Wi-Fiの使用頻度が多いと事象が発生しやすいように感じました。
ちなみに私のインターネット環境は以下です。
- インターネット事業者 ドコモ光
- プロバイダ 楽天ブロードバンド
- 管轄区内 NTT東エリア
- 住居 マンション
お問い合わせ窓口から事象について問い合わせを実施
TP-LINKのお客様サポートへ問い合わせを実施してみました。
- 問い合わせ内容を記入
今回は、ネットがつながらない旨をお伝えしました。 - メールアドレス等を入力
問い合わせの返信先を記入し、提出しました。
お客様サポートからの回答
問い合わせ後1週間ほどして以下のような返信がありました。
返信めちゃくちゃ遅いですね。
この度は弊社製品でご迷惑をおかけして申し訳ございません。
ArcherC9の動作が不安定になってしまう症状につきましては、C9のIPv6通信機能を無効化頂くことにより解消される場合がございます。
これはC9に搭載されているIPv6通信機能がグローバル規格で実装されたもののため、一部プロバイダーの独自実装形式のIPv6パケットがC9に到達いたしますと
処理ができずにデーターが詰まってしまう状況になる場合があるためです。IPv6通信機能はC9の管理画面の詳細設定→IPv6より無効化頂けます。
お手間をおかけいたしますがお試しいただけますようお願い致します。
出典:TP-LINK社の返信メールより
IPv6の設定を無効化すると改善する場合があるということなので、早速試してみることにしました。
具体的な設定変更をやってみた
それでは具体的な設定変更手順をご紹介します。
- TP-LINK Archer C9にログイン
TP-LINK Archer C9のWi-Fiをつないだ状態で、URLを記入する部分に「192.168.0.1」と入力し「Enter」を押します。
すると以下のような画面がでますので、ユーザ名とパスワードを入力します。
なお初期値は両方とも「Admin」となっています。
入力後ログインを選択します。 - ログイン後詳細設定
ログイン後に以下のような画面がでますので、赤枠「詳細設定」を選択します。 - IPv6設定画面に移動
赤枠「IPv6」をクリックします。 - IPv6オフの設定変更
赤枠IPv6「オン」→「オフ」に変更を行います。
変更後、赤枠「保存」を選択すれば設定完了です。
設定変更をした結果
なんと事象が回復しました。
今まで毎日のように再起動させていたのは何だったんでしょう。
速度も落ちることなく、良好です。
ただしインターネット契約でIPv6契約をされている方は、オフとなるため速度が遅くなるなどのデメリットがあるかもしれません。
Echo & Alexaに対応
少し話は変わりますが、TP-LINKのルータはEcho & Alexaに対応しました!
まとめ
無線LANルータTP-LINK Archer C9のネットがつながらない事象の直し方について紹介しました。
この直し方でどんな事象でも直るわけではありませんが、1つの方法としてやってみる価値ありです。
直し方は、IPv6をオフにするという単純なやり方ですが、皆様のルータがこの方法で直れば幸いです。
インターネット無しでは生きられない現代ですので、快適にインターネットができるように環境構築をしていきましょう!
ちなみにご自宅が広すぎて電波が届かない方は、中継器を使うと携帯電話の料金が節約できておすすめです。
スポンサーリンク